サンダース議員、クリントン氏の副大統領候補の受諾排除せず
クリントン氏陣営は、サンダース氏を選挙戦から撤退させる効果的な戦略の構築を模索している。クリントン氏は最近、CNNとの会見で選挙戦からの撤収の是非の決断はサンダース氏に任せるとの立場を表明。
2008年の米大統領選でオバマ現大統領と最後まで指名候補獲得にしのぎを削った自らの経験を踏まえ、サンダース氏がいかなる選択をしてもこれを尊重すると指摘。サンダース氏に多くの共感を抱いている心境も明かした。
一方、共和党候補の指名獲得を確実にした実業家トランプ氏は6日、ツイッター上で、不正直なクリントン氏の指導者としての能力はゼロと改めてこき下ろした。また、サンダース氏が語っているように判断力がお粗末で、絶えず女性であることを切り札にしているのは悲しいことだとも断じた。
サンダース氏はCNNとの会見で、トランプ氏のこの発言に触れ、クリントン氏についてそのような言葉を使ったことはないと反論した。