オバマ氏、「自分より大統領に適格」 クリントン氏支持訴え
対する共和党の指名候補ドナルド・トランプ氏については、票稼ぎのために恐怖をかき立てているにすぎないと述べ、「同氏は米国人を見くびっている。我々は弱い国民でも恐ろしい国民でもない。我々の力は、自分だけが秩序を回復できると主張する自称救世主からは生まれない。我々は支配されることを望まない」と訴えた。
オバマ大統領がゴールデンタイムのテレビ演説に登場するのはこれが最後になる可能性もある。演説では、自身が大統領に就任した2009年に比べて米国は良くなったと主張しながら、「1期のみ、あるいは1人の大統領だけではすべての課題には対応できない」「我々にはまだやるべきことがある」と訴え、自身のレガシーを受け継ぐ人物としてクリントン氏支持を呼びかけた。