米NY爆発、アフガン出身の米国人容疑者を拘束
FBIによれば、ラハミ容疑者はアフガニスタン出身で米国籍を取得している。把握されている限りでの最後の住所はニュージャージー州エリザベスだという。エリザベスでは18日夜、爆発物が入ったバックパックが発見されていた。
ラハミ容疑者は父親が亡命申請のために米国入りしたのを受け、子どもの時の1995年に初めて米国に入国。2011年に米国籍を取得したという。
情報筋によると、「主犯」とみられるラハミ容疑者は拘束されたものの、共犯者がいなかったか引き続き捜査が進められている。国家テロ対策センターの当局者らは、ラハミ容疑者単独の行動ではなかったことを示唆する証拠があるとしている。
複数の当局者によると、ニューヨーク市チェルシー地区の爆発現場付近でかばんを運んでいる様子が防犯カメラに捉えられていたのはラハミ容疑者とみられる。
ニューヨーク州のクオモ知事は19日、週末に見つかった複数の爆発物には類似点があると指摘。「今回の犯行に外国との関連が見つかっても驚かない」としている。