トランプ氏、わいせつ発言「言わされた」 妻がテレビで弁護
夫は時として大きくなりすぎた子どものように振舞うこともあるとメラニア氏は言い、「我が家には男の子が2人いる。1人は息子、もう1人は夫。でも男性がどんな風に話をするかは分かっている」とも。「私は謝罪を受け入れる。米国民にも受け入れてほしい。しかもあれは何年も何年も前のことだった」と強調した。
トランプ氏は長年メディアに多く登場し、過去に物議をかもす発言を重ねてきた。そのため政界に身を転じる上でとりわけ困難な課題に直面しているとメラニア氏は説明する。「それでも夫はそのままであり、飾らない。ありのままを口にする。夫は誠実な紳士であり、あらゆる人を支える。女性を支えて夢をかなえる手助けをする。たくさんの女性を雇用している」
さらにメディアにも矛先を向け、「メディアがこれほど不誠実で意地が悪いとは思わなかった」と批判。自分についても何一つ正しく伝えられていないと不満を口にした。
今回の選挙は民主党のヒラリー・クリントン候補が有利になるよう不正に操作されていて、メディアのトランプ氏に関する報道は偏見に満ちているとメラニア氏は主張。「夫は国境を守り、アメリカを守り、雇用を取り戻し、経済を立て直したいと思っている。自分にはそれができると知っていて、米国民について強い情熱を持っている」とアピールした。