「ママが昨日、麻薬で死んだ」 息子に告げる映像が拡散
キャメロン君に撮影の許可は取っていなかったが、ネットに投稿することについては了解を得たという。
「これはやらせでなく現実。薬物中毒者に問題の深刻さを知ってもらいたくて、ある人に撮影を依頼した」と、クラークさんは話す。
「あなたが麻薬のせいで死んだと、だれかがあなたの子どもに伝える。そんなことにならないよう、この病から抜け出してほしい」
この映像は、オハイオ州の薬物問題がもたらす犠牲の大きさを改めて浮き彫りにしている。CNNの姉妹局HLNのニュース・アンカー、アシュレー・バンフィールド氏がCNNの番組で指摘したところによると、同州では昨年、薬物中毒で3050人が死亡した。
クラークさんの妻の正式な死因ついて、郡検視局は「毒物検査の結果を待って確定する」との立場を示した。