FBI長官の書簡が「打撃」 クリントン氏が敗因語る

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クリントン氏、FBI長官に恨み節

(CNN) 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏に敗れた民主党候補、ヒラリー・クリントン氏は12日、同氏の私用メール問題で再捜査を表明したコミー連邦捜査局(FBI)長官の書簡が選挙戦に大きな打撃を与えたとの見方を示した。

クリントン陣営に献金した支援者らとの電話会議で語った。会議は非公開だったが、参加した支援者によると、クリントン氏はコミー長官が10月28日に議会へ送った書簡に言及。それまで3回のテレビ討論会やトランプ氏のわいせつ発言問題で強まっていた勢いが、この書簡で止まってしまったと語った。

コミー長官は2通目の書簡でクリントン氏の訴追を求めない方針に変更はないと表明したが、同氏によればこの書簡もトランプ氏の支持者らを刺激するばかりで、クリントン氏寄りに傾きかけていた浮動票を取り戻すまでには至らなかった。

ただしクリントン氏は一方で、このほかにもうまく対処できなかった問題はあるとの認識を示した。

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