摂食障害の米女性、経管栄養治療を拒否 裁判所が権利認める
申し立てに対して州当局は、「実質的に女性を死なせることになる」として反対していた。
女性は5歳の時から摂食障害に苦しみ、高校時代には何度も治療を拒んで入退院を繰り返していた。今年夏に入院した時の体重は約27キロだった。
州側は女性について、精神的疾患のために現実が歪んで見え、自分の体重について誤った認識を持っていると主張。後見人も、女性が経管栄養を拒むのは「太りたくない」という理由だったと証言していた。
弁護士によると、女性は今後も投薬やカウンセリングを受け、聖職者からもサポートを得る予定だという。