トランプ氏、キューバとの国交正常化打ち切りを示唆
一方、アーネスト米大統領報道官は28日、カストロ前議長が死去しても、両国間の国交正常化に向けた取り組みに影響が出ることはないだろうとの見通しを示した。
カストロ前議長についてアーネスト報道官は「彼が命じたような行動を消し去ることはできない」としながらも、オバマ大統領は「未来」に目を向けているとして現政権の政策を擁護した。
キューバとの国交正常化について、選挙期間中のトランプ氏の姿勢は一定せず、取り組みを支持することもあれば外交交渉の条件を批判することもあった。
しかし10月にフロリダ州マイアミで行った集会では「キューバ国民の信教と政治の自由、政治犯の釈放」といった要求にキューバが応じなければ、合意を覆すと発言していた。