全米各地のモールで乱闘騒ぎ ソーシャルメディアで呼び掛けか
同州チャタヌーガのモールでは、銃声のような音が響いて買い物客が出口に殺到した。駆けつけた警察の調べによると、万引きグループが犯行をごまかすために使った花火の音だったと判明した。
ノースカロライナ、ニュージャージー、テキサス、オハイオの各州でも、モールで銃声が聞こえたとの通報を受けて警察が出動したが、発砲の形跡は見つからなかった。乱闘で椅子などが倒れた音が響き、買い物客らが銃撃と勘違いしたとみられる。
テキサス州フォートワースの警察報道官は地元テレビ局とのインタビューで、「全米各地のモールで銃乱射事件が続発しているうえに、買い物客で混雑するクリスマス翌日ということもあり、大至急出動した」と強調した。
オハイオ州ビーチウッドの騒ぎでは少年1人が拘束され、地元警察が催涙スプレーを使って乱闘グループを排除した。警察は、ソーシャルメディア上で呼び掛けがあったとの見方を示した。