米司法省、FBI元長官を特別検察官に任命 ロシア疑惑捜査で
ロシア問題ではトランプ大統領がコミー長官(当時)に対し、国家安全保障担当のマイケル・フリン前大統領補佐官に関するFBIの捜査打ち切りを求めていたと報じられ、これをきっかけに、野党民主党の間で特別検察官の任命を求める声が強まった。16日夜には与党共和党からも任命を求める声が出始めていた。
マラー氏は2001年、当時のブッシュ大統領によってFBI長官に任命され、13年に後任のコミー氏が就任するまで長官を務めた。司法省によると、マラー氏は利益相反を避けるため、民間法律事務所の職は退く。