米14歳少女、浴室で感電死 スマホ充電中コードに触れたか

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亡くなったコーさんが浴室から送信したメッセージ

亡くなったコーさんが浴室から送信したメッセージ

(CNN) 米ニューメキシコ州で先ごろ、スマートフォンを浴室に持ち込んで充電しながら使っていた14歳の少女が感電死する事故が起きた。家族や友人は、風呂場でスマートフォンなどの電子機器を使うことがどれだけ危険かを認識してほしいと訴えている。

死亡したマディソン・コーさんは、ニューメキシコ州ラビントンにある父親宅で夏休みを過ごしていた。今月9日、浴室にスマートフォンを持ち込み、ケーブルをタオルの上に置いて充電。その様子を写真に撮り、「延長コードを使えば入浴中でも充電できる」というメッセージを友人に送信していた。

それが最後の音信になった。

警察は捜査の結果、コーさんが入浴中に浴槽の中で感電死したと断定した。写真を撮影してから1時間以内に死亡したと思われる。

親族がCNN系列局のKRQEに語ったところでは、コーさんはスマートフォンを延長ケーブルにつないだ状態で浴槽の近くに置いていた。遺族は同じような事故を防止したいとの思いから、コーさんの最後のメッセージを公開。「バスルームはシャワーのための場所。電話を持ち込む場所ではない」「電気と水を一緒にしてはいけない。たった1滴でさえも」と呼びかけている。

報道によると、コーさんが使っていたのは韓国サムスン電子のスマートフォン「6s Edge」だった。当初はスマートフォンが浴槽の中に落ちていたとも伝えられたが、その後の調べで、水面には触れていなかったことが分かった。

警察は、延長コードが傷んでいることに気づかないまま、浴槽の中にいたコーさんが傷んだコードに触れたと見ている。

親族がCNN系列局のKCBDに語ったところでは、コーさんがスマートフォンを持っていたと思われる方の手には、やけどの痕が残っていた。

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