NJ州、たばこ購入年齢を21歳に引き上げ 全米で3番目
(CNN) 米ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事は25日までに、たばこ製品を購入できる最少年齢について、これまでの19歳から21歳に引き上げる法案に署名した。21歳への引き上げはハワイ、カリフォルニアに続いて3州目。施行は11月1日から。
クリスティー知事は声明で、若い人々に、より多くの成熟のための時間や、喫煙が引き起こすであろう危険性について、よりよく理解するための時間を与えるなどと述べた。
クリスティー知事はまた、喫煙に関連した健康問題の低減は、州の医療関連制度に対する負担の軽減にもつながると指摘した。
ニューヨーク市も2013年、たばこの購入年齢を21歳に引き上げていた。
2015年の米医学研究所の研究によれば、全米規模で最少年齢を21歳に引き上げれば、2000~2019年に生まれた人の中では、早期の死亡は約25万人減り、肺がんの人数が4万5000人減少するという。
ニュージャージー州の法律は、伝統的なたばこ製品とともに、電子たばこにも適用される。