米、難民受け入れ上限 18年度は大幅減

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トランプ政権が2018年度の難民受け入れ数を大幅減

トランプ政権が2018年度の難民受け入れ数を大幅減

(CNN) 米トランプ政権は27日、2018会計年度の米国への難民受け入れ上限を大幅に下げる方針を明らかにした。オバマ前政権が提案した17年度の受け入れ数の半分以下、過去数十年間で最低となる。

今回の案では上限が4万5000人で、地域別の内訳はアフリカが1万9000人、近東・南アジア(中東諸国の大半を含む)が1万7500人、東アジアが5000人、欧州・中央アジアが2000人、中南米が1500人。

ある米政府高官は記者団に対し、「米国民の安全がわれわれの主な関心事だ」と述べた。また、今回の枠は「外国目標と合致し」、身元確認手続きの強化などに照らして現実的な数字だと主張した。

オバマ前大統領は17年度の上限を11万人に設定していたが、トランプ大統領は就任後まもなく、5万人に縮小していた。国務省によれば、今月30日に終了する17年度の受け入れ数は27日までで約5万3000人。

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