ラスベガス銃乱射 「バンプストック」使用か、連射可能に

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ホテルで発見された銃のひとつに「バンプストック」が付いているのが見える

ホテルで発見された銃のひとつに「バンプストック」が付いているのが見える

(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで発生した銃乱射事件で、スティーブン・パドック容疑者が、全自動小銃のような高速連射を可能にする装置「バンプストック」を自身の銃に取り付けていた可能性があることが5日までに分かった。アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)のサンフランシスコ事務所が明らかにした。

ATF当局者によると、容疑者の滞在先ホテルの部屋で回収された火器からバンプストック12個が見つかった。ATFの元当局者はこの装置について、「高速連射もしくは全自動射撃ができるよう」AR15などのライフル銃を改造するものだとしている。

半自動小銃と全自動小銃の違いは、引き金を引いたときの挙動にある。

半自動小銃では、弾を発射するため毎回引き金を引かなければならず、その後に銃が再装塡(そうてん)される。一方、全自動小銃の場合、いちど引き金が引かれ固定されると、弾薬を使い尽くすか、引き金から指を放すまで発射が続く。

取り付ける場所はライフル銃の機関部で、反動を利用して発砲者の肩から銃を弾ませ、引き金を再び指にぶつけることで連射を行う仕組みだ。

インターネットまたは製造会社で購入でき、価格は1個50ドル(約5600円)から数百ドルまで幅がある。

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