「決して忘れない」、米最高裁判事候補カバノー氏の暴行告発した女性が証言
カバノー氏は自分をレイプしようとしていたとフォード氏は主張し、部屋の様子や家具の配置など、当時の様子を鮮明に再現。何度か逃げようと試みて、ようやく逃げることができたと話している。
この事件は自分の人生を激変させたとフォード氏は振り返る。大学に進学してからも、大人になってからも、記憶がよみがえって苦しめられ続けたといい、「あの夜のことを私は決して忘れない。あれは私の記憶に焼き付き、大人になってからも突発的に私を苦しめてきた」と訴えた。
野党民主党の議員からは、被害を名乗り出た勇気を称賛する発言もあり、証言に立ったことを「英雄的」と評されてフォード氏が涙ぐむ場面もあった。
続いて行われたカバノー氏の証言では、最初は検事が質問を行っていたが、途中で共和党議員が割って入り、直接質問を浴びせた。