米最高裁判事候補の性暴行疑惑、FBIが2人目の女性から聴取

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FBIが最高裁判事候補による性暴力被害を告発した2人目の女性から事情を聴いた/MANDEL NGAN/AFP/Getty Images

FBIが最高裁判事候補による性暴力被害を告発した2人目の女性から事情を聴いた/MANDEL NGAN/AFP/Getty Images

(CNN) 米連邦最高裁判事候補ブレット・カバノー氏の性的暴行疑惑について捜査している米連邦捜査局(FBI)は30日、被害を告発した2人目の女性、デボラ・ラミレス氏から事情を聴いた。関係者がCNNに明らかにした。

米誌ニューヨーカーの報道によると、ラミレス氏は、当時イエール大学の1年生だったカバノー氏から、パーティーの会場で身体を露出されたと訴えている。カバノー氏は疑惑を全面的に否定している。

同誌に対してラミレス氏は、もしFBIから事情を聴かれれば、記憶の一部が欠けている点や、自身が飲酒していたこと、被害を告発した動機などについて問いただされるだろうと語っていた。

関係者によると、ラミレス氏は30日、FBIの聴取に対して複数の目撃者の名を挙げたという。

カバノー氏の性的暴行疑惑を巡っては、先に被害を告発していたクリスティーン・ブレイジー・フォード氏が27日に上院司法委員会で証言に立ち、高校時代にカバノー氏から性的暴行を受けたと訴えた。カバノー氏はこの訴えについても全面否定している。

関係者によれば、FBIはまだカバノー氏からもフォード氏からも事情を聴いていないという。現時点で事情聴取が予定されているのはラミレス氏を含む4人のみだが、聴取した内容によっては対象者が増える可能性もある。

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