トランプ大統領の健康診断、主治医が「非常に良好」と太鼓判
(CNN) トランプ米大統領の主治医は10日までに、大統領の健康診断結果を発表し、「非常に良好」であることを明らかにした。
ショーン・コンリー主治医は声明で、最終的な診断書や助言内容は作成途中としながらも良好な健康状態を発表出来るのは喜ばしいと説明。「現任期の残りやそれ以降の期間も健康の維持を予想している」と述べた。
今回の健康診断はウォルター・リード米軍病院で約4時間にわたって実施され、鎮静剤や麻酔は使わなかったとした。ただ、体調や検査方法の詳細には触れなかった。
大統領の健康診断は年に1回。昨年の場合は当時のロニー・ジャクソン主治医(海軍少将)が記者団に「卓越した健康状態。信じられない遺伝子を持っている」などと指摘。食生活を変えるなら「200歳まで延命出来る」とも述べ、一部で失笑も買っていた。
ただ、CNNの取材に応じた消息筋によると、トランプ氏はジャクソン氏の助言を受けてから1年の間、食生活や運動面ではわずかに修正しただけとなっている。ホワイトハウスのジドレー副報道官は「大統領は昨年に食事や運動で助言されたが律儀に守っていないことを自ら認めている」とも述べた。
昨年の診断では一般的な心臓病の症状が見られ、コレステロール値も高いことが判明していた。ジャクソン氏は大統領の求めで認知能力面での検査も実施したが、結果は高得点だったとも明かしていた。