エクソンの石油工場で火災、66人負傷 米テキサス州
(CNN) 米テキサス州ベイタウンにある米石油大手エクソンモービルの工場で7月31日、爆発と火災があり、当局によれば、少なくとも66人が負傷した。爆発の原因はわかっていない。
工場の責任者ジェーソン・ダンカン氏は同日、記者団に対し、負傷者は命に別条はないと述べた。負傷者の多くは第1度のやけどと軽傷で、現地の医療施設で治療を受けたという。
広報担当は同日午後、ツイッターで、大気の観測で懸念を生じさせるものは何も検出されなかったことから避難所への避難指示を解除したと明らかにした。
エクソンモービルによれば、火災が発生したのはベイタウン・オレフィン工場。同社のウェブサイトによれば、世界でも最大規模の精製・石油化学施設。同州ヒューストンの東約40キロに位置する。
広報担当によれば、火災は現地時間午前11時7分ごろに発生。約10分後には予防措置として避難所へ避難するよう指示が出されたという。
工場責任者によれば、火災は、ポリプロピレンの回収ユニットで発生した。作業員が出火元を隔離するためにユニットを遮断した。