ハラペーニョに混入させたマリフアナ4トン、米国境検問所で発見
(CNN) メキシコから米国へ入国しようとしたトラックの積み荷から、ハラペーニョに混入させたマリフアナ約4トンが発見され、米税関・国境警備局(CBP)に押収された。
発表によると、米カリフォルニア州オタイメサの国境検問所を15日に通過しようとしたトラックで、運転手に不審な様子が見られたことから2次検査を実施した。
探知犬を使って調べた結果、ハラペーニョの梱包(こんぽう)に不審があることが分かり、梱包の中から緑色のパッケージ300個以上を発見。現場で行った検査でマリフアナだったことが確認された。末端価格は230万ドル(約2億5000万円)相当と推定される。
CBPは不審に気付いた職員の対応について、「我々の社会への薬物侵入を防いだだけでなく、国境をまたぐ犯罪組織が多額の利益を手にする事態も防止した」と評価している。
運転手はメキシコ国籍の37歳の男性だった。男性が何らかの罪に問われるのかどうかは分かっていない。
同じ施設では13日にも、プラスチック自動車部品の積み荷の中から4.5トンあまりのマリフアナが見つかっていた。