空から赤ちゃんの性別を発表、水投下の航空機墜落 米
(CNN) 米テキサス州ターキーでこのほど、航空機からピンク色の水をまいて赤ちゃんの性別を発表した際、機体が失速して墜落する事故があった。国家運輸安全委員会(NTSB)が事故報告書で明らかにした。
報告書によると、墜落機の操縦士は9月7日、友人のために工夫を凝らした性別発表を行おうと低空飛行していた。
機体からピンクの水を350ガロン(約1320リットル)投下したものの、高度が「あまりに低く」直後に失速、墜落した。操縦士にけがはなかったが、同乗者が軽傷を負った。墜落機は1人乗りだったという。
米国では近年、赤ちゃんの性別発表イベントに絡む事案が相次いでいる。
アイオワ州では10月、一家が性別発表パーティーに使う装置を製作したところ意図せずパイプ爆弾ができてしまい、爆発によって祖母が死亡した。
昨年には性別発表イベントが原因となり、アリゾナ州で山火事が発生。イベントを開いた国境警備隊員が800万ドル(現在のレートで約8億7000万円)以上の損害賠償を命じられていた。