初戦のアイオワ州、ブダジェッジ氏が首位に 民主党候補指名争い

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アイオワ世論調査で首位、ブダジェッジ氏が反応

(CNN) 来年の米大統領選に向けて民主党からの指名争いが行われるなか、最初に党員集会が開かれるアイオワ州で、インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏が支持率で首位に立っていることがわかった。CNNなどが行った世論調査で明らかになった。

今回の調査によれば、アイオワ州の党員集会に参加する可能性の高い人たちのなかでブダジェッジ氏を支持した人の割合は25%となった。9月に行われた調査からは16ポイント支持率が上がった。

ブダジェッジ氏の後ろには3候補が2位争いをしている。エリザベス・ウォーレン上院議員の支持率は16%。ジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース上院議員の支持率はいずれも15%だった。9月の調査時と比べると、ウォーレン議員は6ポイント、バイデン氏は5ポイント支持率を下げたほか、サンダース議員は4ポイント支持率を伸ばした。

そのほかの候補者で支持率が2けたを記録した人はいなかった。エイミー・クロブシャー上院議員の支持率は6%。そのほか、5候補が3%の支持率だった。

ブダジェッジ氏は過去数カ月間にわたり、多くの時間と資金をアイオワ州に費やしてきた。ブダジェッジ氏のアイオワ州での支持率増加は、幅広い層から支持を受けたことが背景にある。

民主党員と自認する層と、無党派層との両方から同じように支持を受けた。また、都市部や農村部などでの支持もだいたい同水準にある。

2位集団のなかで最も支持層に偏りが大きいのはサンダース議員だ。自身を非常にリベラルと考える人のうち34%がサンダース議員支持で、全体の支持率を20ポイント近く上回った。

サンダース議員はまた若年層からの支持が高かった。35歳未満の層でサンダース議員を支持した人の割合は27%。同じく、ブダジェッジ氏支持は20%、ウォーレン議員支持は18%、バイデン氏支持は9%だった。

ブダジェッジ氏とバイデン氏は65歳以上の高齢者からの支持が高く、それぞれ28%と27%だった。

バイデン氏の強みは依然として選挙に勝てる候補とみられていることだ。バイデン氏がトランプ大統領に勝つことが「ほぼ確実」もしくは「かなり確実」と答えた人の割合は合計で52%に達した。

世論調査は11月8日から13日にかけて、党員集会に参加する可能性の高い民主党支持者500人を無作為に選び、固定電話もしくは携帯電話で話を聞いた。誤差の範囲はプラスマイナス4.4ポイント。

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