飲酒運転の危険性諭した州議員、飲酒運転の容疑で逮捕 米
(CNN) 米ニューヨーク州の警察は5日までに、同州州議会の有力議員を飲酒運転の疑いで逮捕、訴追したと発表した。
捕まったのは同議会少数派の共和党の指導者を務めるブライアン・コルブ議員で、昨年のクリスマス前には州議会のサイト上に、休暇を迎えるに当たり飲酒運転を警告するコラムを掲載していた。
コルフ議員の飲酒運転が発覚したのは昨年の大みそかだった。
同州オンタリオ郡の保安官事務所によると、議員は12月31日夜、同州ビクターにある自宅前の溝に車を突っ込むような状態で見つかっていた。車内にいたのは議員1人でけがはなかったという。
議員はこの後、逮捕され、勾留されてもいた。検査で血中アルコール濃度は0.08%を超えていた。
議員は12月31日の声明で、判断の過ちを認め、謝罪を表明。「起こったことに釈明や正当化する余地はない」とし、深く後悔していると述べた。