米軍、イランの攻撃でさらに複数の負傷者を確認 ドイツで治療
(CNN) 米中央軍は21日、イラクの米軍駐留基地に対するイランのミサイル攻撃に関連して、同基地に所属する米兵のうち、さらに複数がドイツにある米国の医療施設に搬送されたことを明らかにした。
米中央軍は16日の時点で、8日の攻撃によって米兵11人が負傷したと発表していたが、今回病院に搬送されたのは、それとは別の兵士だった。
中央軍は新たに判明した負傷者の人数を明らかにしていない。米国防当局者はCNNに対し、新たな負傷者が確認される可能性もあると語った。
米中央軍の報道官は負傷した兵士について、「慎重を期するため」、ドイツのラントシュトゥールに搬送され、外来患者として検査や治療を受けていると説明。「これまでに確認されたけがの性質を前提とすると、今後も新たな負傷者が確認される可能性がある」とした。
イランによる米軍基地の空爆について、米国防総省は当初、米兵に死傷者は出なかったと発表していた。