トランプ米大統領が中東和平案発表 「イスラエル寄り」でパレスチナ反発
トランプ氏はさらに、和平案はパレスチナにとって独立国家樹立を果たす「最後のチャンス」になるかもしれないとコメント。パレスチナ自治政府のアッバス議長に、国家樹立の条件を説明する書簡を送ったと述べた。
これに対してアッバス氏は西岸ラマラの議長府で、和平案を「世紀の平手打ち」と批判。パレスチナ側の立場は2018年に米政権がエルサレムをイスラエルの首都として承認して以来、変わっていないと強調した。
パレスチナ自治政府の駐英代表はCNNに、トランプ氏の提案によって交渉による問題解決の望みは絶たれたと語った。