米共和党支持者の大多数、感染の脅威報道は誇張 世論調査
(CNN) 米共和党支持者の4人に3人以上がメディアは新型コロナウイルスの脅威を誇張して伝えているとし、53%が危険性を非常に大げさに報じていると判断していることが最新世論調査で19日までにわかった。
米世論調査機関「ピュー・リサーチセンター」が全米規模で実施した調査結果によると、同党支持者で報道姿勢は正しいとしたのは17%、脅威を過小評価した報道は6%だった。
一方、民主党支持者の場合は、非常に大げさな報道としたのが22%、若干誇張しているとの回答が27%だった。
共和党支持者の今回の回答の内容は、トランプ政権寄りとも指摘される米FOXニュースの報道姿勢と共通点が目立つ格好ともなった。同テレビのニュースキャスターらは新型コロナウイルスの危険性についてトランプ氏をおとしめる民主党とメディアの最新の試みなどと主張している。
トランプ氏自身、最近までウイルスの脅威を軽視し、今月7日には「少しも心配していない」とも言い切っていた。3日後には「消え去るだろう。冷静になろう」とも述べていた。