ジョージ・フロイドさんの葬儀、故郷ヒューストンで実施 ライブ配信も
(CNN) 米ミネソタ州で警官に首を圧迫されて死亡した黒人男性、ジョージ・フロイドさんの葬儀が9日、故郷のテキサス州ヒューストンで執り行われる。
葬儀は現地時間の午前11時(日本時間10日午前1時)から始まり、その模様はインターネット上でライブ配信される。
参列者は500人に限られ、親族や親しい友人らのほかにヒューストンのターナー市長、俳優ジェイミー・フォックス氏も会葬する予定。市民権運動の指導者らがスピーチし、正義と改革を呼び掛ける。
葬儀の費用は全額、ボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザー氏が負担する。
ジョージ・フロイドさんはノースカロライナ州で生まれた。1992年にヒューストン市内の高校を卒業し、地元のバンドでラップ歌手としても活躍。その後ミネソタ州ミネアポリスへ移った。
先月25日に亡くなった事件をきっかけに、人種差別への抗議デモが全米に広がった。4日にミネアポリス、6日にはノースカロライナ州でも葬儀が営まれた。ヒューストンの葬儀会場となる教会には8日、数千人が弔問に訪れた。