ペンス米副大統領、コロナ禍での選挙集会は「表現の自由」

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ペンス副大統領は、新型コロナウイルスが流行するなかでの選挙集会の実施について、憲法で保障されている表現の自由と集会の自由に基づくものだとの見方を示した/Joshua Roberts/Getty Images North America/Getty Images

ペンス副大統領は、新型コロナウイルスが流行するなかでの選挙集会の実施について、憲法で保障されている表現の自由と集会の自由に基づくものだとの見方を示した/Joshua Roberts/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米国のペンス副大統領は28日までに、新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで米大統領選へ向けた選挙集会を開催する理由について憲法で保障されている表現の自由と集会の自由に基づくものだとの立場を表明した。

自らが率いる政権の新型コロナ対策チームの記者会見で26日述べた。公衆衛生の専門家らが大規模な集まりの開催に反対するにもかかわらず、トランプ大統領が選挙集会を実施することの是非を問う質問に答えた。

ペンス氏は「大統領と私は適切な予防策を講じながら、国民に政治プロセスへ参加する自由を与えたいと考えている」と主張した。

トランプ大統領は最近、オクラホマ州タルサで選挙集会を開催。後になり自陣営のスタッフ多数の陽性反応が発覚していた。トランプ氏はその後、アリゾナ州でも多数の支持者らを前に演説していた。同州では感染者が増えている。

ペンス副大統領はまた、感染対策としてのマスク着用の重要性に関し、国民は居住先の州や地方自治体の判断に従うべきだと説いた。

マスク利用については少数の州が公の場所で義務づけているが、他の州は指針などを一切出していない。一部の都市や郡も鼻や口を覆うものの着用を義務づけている。

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