行方不明の子ども39人を発見 米ジョージア州
(CNN) 米連邦保安局はこのほど、米南部ジョージア州で、3歳から17歳の行方不明の子ども39人を見つけ出した。
連邦保安局の行方不明の子どもの捜索に当たるチームが、同保安局の逃亡犯の捜索に当たるチームや全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)、州や地元の当局と連携して捜査を行った。
26人の子どもを救出したほか、13人の居場所を特定した。
捜査に関連して9人が逮捕された。性的な目的のための人身売買や親による子どもの誘拐、薬物や銃器の所持などに関連した罪に問われている。
救出された子どもの一部は性的な目的のための人身売買や児童労働搾取、性的虐待などの被害者とみられている。他の子どもたちも法執行機関の要請で居場所が特定され、危険な状態にないことが確認された。
連邦捜査局(FBI)によれば、米国では毎年76万5000人の子どもが行方不明になる。40秒に1人の子どもが行方不明になっている計算だ。連邦保安局は2005年からNCMECと連携し、これまでに1800人以上の子どもたちを救出している。