白人至上主義団体のメンバーが死亡、警官と銃撃戦 米カリフォルニア州
(CNN) 米カリフォルニア州テンプルトンで24日、重罪容疑で手配されていた白人至上主義団体のメンバーが警官との撃ち合いで死亡した。
地元保安局が25日に発表したところによると、クリストファー・マイケル・ストラブ容疑者(38)は24日午前、運転中に検問中の警官らに止められて車を降り、近くの墓地へ逃げ込んだ。
容疑者は追跡した警官らを待ち伏せし、複数回にわたって銃撃。この時に警官1人が脚を撃たれて空路搬送され、手術を受けた。容体は安定しているという。
容疑者はさらに逃走を続けたが、車へ戻ろうとしたところで援軍の警官らに撃たれ、現場で死亡が確認された。
車の中からは突撃銃4丁を含む銃8丁と大量の弾薬が見つかった。さらに自宅の捜索で、銃器部品を不法に製造していたことが明らかになった。
車両から突撃銃など複数の銃器が見つかった/San Luis Obispo County Sheriff's
保安局によると、重罪の容疑者は銃の所持を禁止されている。同容疑者は白人至上主義団体に所属し、以前から保安局の捜査対象となっていた。州内各地で計28回、収監された前歴があったという。