副大統領討論会のアクリル板設置、ペンス氏が一転同意

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ペンス副大統領(右)は、ハリス上院議員と対決する討論会で、アクリル板を設置することに同意した/Getty Images

ペンス副大統領(右)は、ハリス上院議員と対決する討論会で、アクリル板を設置することに同意した/Getty Images

(CNN) 米大統領選に向けて7日に開催されるペンス副大統領と民主党の副大統領候補ハリス上院議員の討論会で、感染予防のためにアクリル板を立てる案に反対していたペンス氏が同意に転じた。ペンス氏の側近と主催団体のメンバーがCNNに語った。

ペンス陣営は主催の大統領候補討論会委員会(CPD)が発表したアクリル板の設置に異議を唱え、ペンス氏側には不要だと主張していた。

側近の1人は、両氏の間に基準の2倍に当たる間隔を置くことになっているにもかかわらず、アクリル板が必要とされる医学的、科学的な根拠を質問してきたと主張。そのうえで、ペンス氏は民主党の大統領候補であるバイデン氏の政策について議論することを望んでいると強調し、アクリル板の問題がその妨げになる事態は避けるつもりだと述べた。

CPDのメンバーによると、ペンス陣営は6日夜、ハリス氏が自分側にアクリル板を立てることで安心するのなら、ペンス氏側にも設置を認めるとの立場に転じた。

具体的には、両氏の間に曲面のアクリル板を2枚、ハリス氏寄りとペンス氏寄りの位置に立てることが決まったという。

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