シカゴが30日間の外出制限 感謝祭の会食も自粛求める
(CNN) 米イリノイ州シカゴ市当局は12日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた30日間の外出制限を発表した。米感謝祭の習わしとなっている親族との会食なども、自粛を強く呼び掛けた。
外出制限は16日から導入される。通学や通勤、医療機関での受診、食品の買い出しやテイクアウトなどを除く不要不急の外出を控えるよう求める内容。
26日の感謝祭前後にも適用され、たとえ家族や親しい友人でも自宅に招くことは控えるよう強く勧告している。対面での集まりは屋内外を問わず、10人までに制限される。
ライトフット市長は「私たちはこれまで力を合わせて成果を出してきた」と述べ、感染拡大を食い止めるために改めて団結しようと呼び掛けた。
同市ではこれまでに計12万2712人の感染が確認された。検査陽性率の7日間平均は最新の値が14.1%と、前の週の10.9%から上昇している。