米カリフォルニア州、6日から一部で外出制限 数千万人が対象

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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、カリフォルニア州で住民数千万人を対象に外出制限措置が導入される/Frederic J. Brown/AFP/Getty Images

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、カリフォルニア州で住民数千万人を対象に外出制限措置が導入される/Frederic J. Brown/AFP/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルス感染拡大が深刻化する米カリフォルニア州で6日深夜から、住民数千万人を対象に外出制限措置が導入される。

ニューサム知事は3日、州を5つに分けた地域のうち、集中治療室(ICU)の病床数が残り15%を切った地域には自動的に外出制限を適用すると発表していた。

5地域の中で最も人口の多い南カリフォルニア地域は、5日の時点でICUの空き病床が12.5%まで落ち込んだ。同地域には大都市ロサンゼルスやサンディエゴが含まれ、約2300万人が住む。

サンホアキンバレー地域(人口400万人あまり)でも空き病床率が8.6%となった。

この両地域で現地時間の6日午後11時59分から外出制限措置が発効する。バーやワイナリー、理美容室、美術館、映画館、児童公園、遊園地、屋内レクリエーション施設などの営業を停止し、不要不急の旅行を禁止する。

すでに再開している学校の授業や市民生活に不可欠な事業活動は続行を認めるが、小売店の入店者数は定員の2割とし、レストランの営業は持ち帰りと宅配のみに制限する。

適用期間は少なくとも3週間。その後も空き病床率が15%を超えるまで、1週間後ごとに更新する。

サンフランシスコ周辺のベイエリア地域(人口約600万人)は4日時点の空き病床率が21.2%だったが、同じく6日から1月4日まで、自主的に外出制限を適用すると発表した。

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