サメに襲われたサーファー死亡、プロの大会中止に ハワイ

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サメにかまれたサーフボード/From Hawaii DLNR/Facebook

サメにかまれたサーフボード/From Hawaii DLNR/Facebook

(CNN) ハワイのマウイ島でサーフィンをしていた男性がサメに襲われ、搬送先の病院で死亡した。これを受け、同島のホノルアベイで行われていた女子プロフェッショナルのサーフィン大会は無期限で中止となった。

ハワイ州土地天然資源局などによると、死亡したのはマウイ島西部に住む56歳の男性で、8日にパドリングしていたところをサメに襲われ、病院に搬送されて手術を受けていた。マウイ島の病院は、この患者が9日に死亡したことを確認した。

同局は、サメに噛(か)まれて大きくえぐられたサーフボードの写真をソーシャルメディアに掲載している。サーフボードに残った噛み痕は幅約43センチに達していた。

この影響で、ワールドサーフリーグ(WSL)の女子プロサーフィン大会、マウイ・プロは無期限で中止になった。

WSLは9日、ホノルアベイで予定していた残りの試合を全て中止すると発表。ハワイの別の場所で大会を続行するため、地元当局や選手との間で調整を行っていることを明らかにした。

死亡したサーファーは、WSLの大会関係者ではなかった。

WSLは10日、ソーシャルメディアの投稿を通じ、死亡したサーファーや遺族に哀悼の意を表した。

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