キラウエア火山が噴火、住民に屋内待機を呼びかけ ハワイ
(CNN) 米ハワイ州ハワイ島で、一連の地震に続いてキラウエア火山が噴火した。災害対策当局は住民に対し、屋内にとどまるよう呼びかけている。
キラウエア火山は現地時間の20日夜、山頂にあるハレマウマウ火口で噴火が起き、キラウエア火山観測所は警戒レベルを「警告」に引き上げた。
火山灰は貿易風によって南西へ押し流されると災害対策当局は予想、ウッドバレー、パハラ、ナアレフ、オーシャンビューなどでは降灰が予想されるとして屋内にとどまるよう呼びかけた。
米地質調査所の地震観測サイトによると、現地時間の20日には噴火を前に、ハワイ島東部のヒロ付近でマグニチュード(M)4.4の地震が発生した。
ほかにもM2.5~2.7の地震が、その前の数時間の間に少なくとも7回観測されていた。
キラウエア火山は2018年5月に起きた噴火で住宅700棟以上が破壊され、住民が避難を強いられていた。