スプリットボードをしていた小学校校長、雪崩に巻き込まれ死亡 米
(CNN) 米モンタナ州でこのほど、ウインタースポーツを楽しんでいた小学校の校長が雪崩に巻き込まれて死亡した。
亡くなったのは同州ボーズマンに住むクレイグ・キットーさん(45)。14日に雪崩で負傷し、その夜死亡した。ギャラティン郡の保安官事務所が明らかにした。
米森林局によると、キットーさんは同行者1人とともに「ビーハイブ・ベイシン」と呼ばれる盆状の地形でスプリットボードをしていた際、雪崩に巻き込まれた。
ビーハイブ・ベイシンがあるビッグスカイ地域はボーズマンから南西へ約80キロ。ワイオミング州との州境近くに位置する。
スプリットボードとは1枚の板を2分割してスキーのように使用することもできるスノーボードを指す。
雪崩に襲われた際、同行者は木にしがみつくことができたが、キットーさんはそのまま滑落して木に激突。体が部分的に雪に埋もれた状態になった。
キットーさんは2018年からボーズマンで小学校の校長をしていた。妻のラナさんによると職員から慕われ、子どもたちとは「本物のきずなで結ばれていた」という。