米少女めった刺し、容疑者母親が血まみれのジーンズ洗う 証拠改ざんで逮捕 

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13歳の少女が刺殺された事件で、容疑者の母親が証拠改ざんよう容疑で逮捕された/St. Johns County Sheriff's Office/AP

13歳の少女が刺殺された事件で、容疑者の母親が証拠改ざんよう容疑で逮捕された/St. Johns County Sheriff's Office/AP

(CNN) 米フロリダ州在住の少年が先月、13歳の少女をめった刺しにして殺害した事件で、少年の母親が息子の血まみれのジーンズを洗ったとして、証拠改ざん容疑で逮捕されたことが分かった。逮捕令状から明らかになった。

セントジョンズ郡の保安官事務所などによると、母親のクリスタル・スミス容疑者(35)は5日正午すぎに同事務所の施設に収容され、2時間以内に保釈された。保釈金は2万5000ドル(約270万円)に設定されていた。

検察によると、息子のエイデン・フーチ容疑者(14)は先週、トリスティン・ベイリーさん(13)を刺殺した疑いで、成人扱いにして第1級殺人罪で訴追された。容疑者はトリスティンさんを100回以上刺したとされる。

保安官代理は5月9日、トリスティンさんが行方不明になったとの通報を受け、容疑者の自宅で母親の立ち会いの下、事情聴取を行った。この家の監視カメラの映像には母親が息子の寝室に行き、ジーンズとみられる物を回収して、バスルームの流しで洗う様子が映っている。

令状によると、ジーンズは容疑者宅の捜索で見つかり、検査の結果、血液が検出された。母親がジーンズを洗っていた流しの排水溝からも血液が検出されたという。

事件では5月9日、家族から行方不明の通報があった後、トリスティンさんの遺体が発見された。114カ所に刺し傷があり、頭部や手、腕には防御した際に負ったとみられる傷痕が49カ所にあったという。

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