1200万人に洪水注意報、米北東部で再び荒天の恐れ
(CNN) ハリケーン「アイダ」から変わった熱帯暴風雨に襲われた米北東部に再び嵐が近づいており、悪天候や鉄砲水に襲われる可能性が出ている。
洪水注意報が、ニューヨーク市やニュージャージー州、ペンシルベニア州、ニューヨーク州の1200万人超を対象に出された。
洪水注意報が出された場合、天気予報の確認や、洪水警報が出されたときの行動の準備が求められる。
国立気象局(NWS)は8日午前、今回の注意報について、先ごろの大雨で土壌が非常に水を含んだ状態となっており、いかなる大雨でも急激な流出が起こる可能性があることを強調することが主な目的だと述べた。
洪水注意報が米ニューヨーク市やニュージャージー州、ペンシルベニア州、ニューヨーク州に発令された/CNN Weather
8日夕時点で、ニューヨーク州モンゴメリー郡などで倒木の報告があったほか、バーモント州北部ではひょうが降った。
嵐は8日遅くにニューヨーク市の都市部を進むとみられ、一部地域で大雨や突風の恐れがある。局地的な鉄砲水の懸念もある。