米国内のワクチン投与の7割はファイザー製、CDC調査
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は25日までに、米国内で投与されている新型コロナウイルスワクチンについて米ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したものの使用頻度が最も多く、この傾向はここ数カ月間強まっているとのデータを公表した。
米食品医薬品局(FDA)がファイザー製の使用を正式承認したのは1カ月前。これ以降に投入された全てのワクチンの中での比率は約7割に達していた。
米国民にこれまで接種されたファイザー製のワクチンは2億2100万回分以上で、他のワクチンを含めた全体量の中では約57%を占めた。この比率をFDAがファイザー製を12~15歳層に投与する緊急使用を許可した今年5月以降で見た場合、約65%に増えていた。
米国内のワクチン接種の現状では、2回分など予定回数を完了した米国民は今月20日時点で総人口のうちの54.7%。人数にして約1億8200万人。
一方、未接種なのは投与対象の12歳以上のうちの25.3%で、約7200万人。
接種の進捗(しんちょく)の程度については、同日時点の7日間の平均数値では1日あたり33万3475人となっている。
抗体を高める3度目などの追加接種を既に受けたのは8月13日以降で約220万人に上った。