高校で銃撃、警備員と少女が撃たれ負傷 米シカゴ
(CNN) 米イリノイ州シカゴ市内の高校で12日、警備員(45)と少女(14)が何者かに銃で撃たれ負傷した。
シカゴ警察の幹部が記者会見で語ったところによると、銃撃は終業時刻の午後3時30分ごろに起きた。
警備員が校舎のドアを開けた瞬間、外から何者かが警備員の方に向かって発砲した。
警備員は複数の銃弾を受けて病院へ運ばれた。容体は良好とされる。
銃弾の一部は閉まっていたドアを貫通し、中にいた少女に命中した。生徒は重体に陥っている。
警察によれば、特定の標的を狙ったのか、無差別の銃撃だったのかは不明。今のところ容疑者の逮捕には至っていない。
シカゴでは11日のコロンブスデーを含む連休中に31件の銃撃事件が発生。40人が撃たれ、4人が死亡した。
警察が先週発表した集計によると、市内では昨年に比べ、殺人事件が4%、銃撃事件は11%も増加している。