トランプ氏、裁判で4時間半証言 トランプタワー前での暴行巡る訴訟で
ディクター氏は18日の証言を法の支配の勝利と位置付け、「今日この建物で起きたことについて言えることは、我々の法的手続きがまだ機能していると証明されたということだ。司法システムはまだ機能し、誰も法の上にはいない。ドナルド・ジョン・トランプ氏はいすに座り、右手を挙げて宣誓し、真実を述べると誓った」と語った。
トランプ氏は声明で、この証言録取は「嫌がらせ」だと述べた。
トランプ氏は今月、名誉毀損(きそん)を巡る同州での別の裁判でも12月23日までの宣誓証言を命じられた。この訴訟では、同氏がホストを務めた番組「アプレンティス」の出演者の女性が、性的暴行に関する主張をトランプ氏に否定されたとして名誉毀損を訴えている。トランプ氏は暴行の存在を否定している。