「爆弾低気圧」で猛烈な暴風被害、50万軒以上が停電 米北東部
マサチューセッツ州やロードアイランド州では27日午前、風速33メートル以上の猛烈な暴風が観測された地域もあり、米気象局(NWS)は沿岸部の住民に対し、窓から離れるよう呼びかけた。同州エドガータウンでは最大瞬間風速約42メートルを記録した。
気象局は、同州南東部で車を運転しないよう呼びかけている。
爆弾低気圧は急激に発達して勢力が強まる暴風雨で、気圧が低くなるほど勢力が増す。

家屋の壁に打ち付ける波=26日、米マサチューセッツ州フェアヘイブン/Peter Pereira/The Standard-Times/AP
26~27日にかけて短時間で約50~200ミリの雨が降った地域もあり、ニュージャージー州とニューヨーク州は知事が事前に非常事態を宣言していた。
ニューヨーク州からバージニア州にかけての一帯では、27日も河川の氾濫(はんらん)が続いている。