白人に席を譲らなかった15歳少女、66年を経て裁判記録破棄 米アラバマ州
コルビンさんはモンゴメリーの人種隔離条例違反と警官に対する暴行の罪に問われ、少年審判でいずれも有罪を言い渡された。人種隔離条例違反については控訴審で有罪が覆されたが、暴行罪で有罪になったことから「無期限の保護観察」を命じられ、弁護団によれば、保護観察期間の終了が告げられることはなかった。
申し立ての中でコルビンさんは、社会の後退ではなく進歩を見たいとして、次のように述べていた。
「州に私の汚名を晴らしてほしいと思ったのは、もしそれが実現すれば、進歩が可能なこと、物事は良くなっていくことを、今成長している世代に示せると信じるからです」