スーパー店内の銃撃事件で39歳の男を逮捕 米ワシントン州
リッチランド警察の幹部が8日の記者会見で語ったところによると、ケリー容疑者はボストンバッグとバックパックを乗せたカートを押して入店した直後、死亡した男性と10~15秒ほど言葉を交わし、けん銃を取り出して発砲した。近くにいた従業員も巻き込まれて負傷し、重体に陥った。
捜査当局によると、容疑者と被害者2人の間につながりはなかったとみられる。知人の話によれば、容疑者は数カ月~数週間前から元気がなくなり、友人や家族と距離を置いている様子だったという。
米ワシントン州リッチランドの警察が公開した写真/Richland Police Department
ケリー容疑者が事件の4日前、同じスーパーチェーンの隣町の店舗で万引きの疑いをかけられ、従業員に写真を撮られていたことも分かった。従業員らによれば、同容疑者はこれより前にも何度か万引きの前歴があった。
地元警察が公開した店内の男の写真/Richland Police Department