100年前の米黒人青年の「自殺」、検視官がリンチ死に訂正
トンプキンスさんの死亡診断書変更を求める嘆願書によると、死亡方法が「未決定」から別の筆跡で「自殺」に変えられていた。
インディアナ追悼連盟は、請願書を通じてトンプキンスさんのケースをマギンティ首席副検視官に知らせ、これにより死亡証明書にある死亡方法を「疑いなく」変更することになった。
マギンティ首席副検視官は「この不公平を正すことは名誉なことだった」と述べた。
米上院は先週「2022年エメット・ティル反リンチ法」を全会一致で可決した。リンチをヘイトクライム(憎悪犯罪)とする同法案はバイデン大統領の署名待ちだ。
死から約100年後の12日、トンプキンスさんの墓標のない墓に墓石が設置された。