米上院、最高裁判事に指名のジャクソン氏を承認 黒人女性で初
(CNN) 米議会上院は7日、バイデン大統領が連邦最高裁判事に指名したケタンジ・ブラウン・ジャクソン氏を賛成多数で承認した。黒人女性初の最高裁判事就任に道を開く歴史的な採決となった。
ジャクソン氏は今夏に引退するスティーブン・ブライヤー判事の後任となる。
採決の結果は53対47で、共和党からはスーザン・コリンズ、ミット・ロムニー、リサ・マカウスキー各氏が民主党議員と足並みをそろえ賛成票を投じた。
今回の承認は民主党にとって超党派の成果とアピールできる重要な勝利だ。バイデン氏にとっても、インフレ高進やウクライナ危機など国内外で多くの難題に直面するなか、選挙公約を実現する方法となる。採決が終わると、民主党議員から拍手と歓声が沸き起こった。