連邦最高裁前で体に火をつけた男性、搬送先で死亡 米
(CNN) 米首都ワシントンの連邦最高裁判所前の広場で、自分の体に火を付けた男性が、搬送先の病院で死亡した。
首都警察(MPD)の報道官が23日に語ったところによると、男性は西部コロラド州ボルダー在住のウィン・ブルースさんと判明した。
22日午後6時半ごろ、MPDと最高裁、連邦議会議事堂の常駐警察が現場に出動した。
ウィンさんは空路、ワシントン市内の病院へ運ばれた。ほかにけが人は報告されていない。
最高裁の報道担当者によると、現場周辺は捜査のため封鎖された。CNNは23日、広場の封鎖が解除されたことを確認した。
ワシントン市内では先週から騒ぎが相次いでいる。20日には議事堂で、脅威の可能性に基づく避難命令が出た。近くの野球場で陸軍パラシュート部隊が披露した実演について、連邦航空局(FAA)が議事堂警察に通知していなかったためだ。
22日には市北西部で銃撃事件が発生し、少なくとも4人が負傷した。