病院で4人を射殺した容疑者、死亡した医師の患者だった 米オクラホマ州
(CNN) 米オクラホマ州タルサの病院で医師など4人が射殺された事件で、警察は2日、容疑者の男が背中の手術を受けた後の痛みを理由に医師を恨み、銃撃に至ったとの見方を示した。
警察の記者会見によると、マイケル・ルイス容疑者は4人を射殺した後、自分を撃って死亡した。犯行に使ったAR―15ライフル銃は当日、合法的に購入したばかりだった。
現場に駆け付けた警官ら=1日、米オクラホマ州タルサ/MICHAEL NOBLE JR./REUTERS
調べによると、ルイス容疑者は1日午後、病院のオフィス棟に侵入し、プレストン・フィリップス医師を射殺した。ほかにステファニー・ヒューゼン医師、受付係のアマンダ・グレンさん、患者のウィリアム・ラブさんの3人が犠牲になった。
射殺されたステファニー・ヒューゼン医師/Saint Francis Health System
警察はルイス容疑者について、フィリップス医師を殺害する意図を持っていたことが手紙から明らかになったと説明、それを妨害する相手も殺害するつもりだったとの見方を示した。