71歳男性が犬7頭に襲われ死亡、飼い主の男を逮捕 米テキサス州
(CNN) 米テキサス州フレズノで今月18日、近所の店に出かけた71歳の男性が7頭の犬に襲われて死亡する事件があり、同州フォートベンド郡保安官事務所はこの事件に関連して、飼い主の男を逮捕したと発表した。
保安官事務所の22日の発表によると、フレディ・ガルシアさん(71)は徒歩で買い物に行く途中、犬の群れに襲われて死亡した。
逮捕されたのはサミュエル・カートライト容疑者(47)。21日に留置され、保釈金は10万ドル(約1365万円)に設定された。
犬7頭はピットブルテリアのミックス犬で、動物管理当局などが全頭を捕獲した。
CNN提携局KTRKによると、逮捕前に取材に応じたカートライト容疑者は、男性を襲ったのは自分の犬ではないと主張。自宅の敷地内で犬を見かけてすぐに当局に通報したと話し、「今現在、この周辺に20頭ほどの犬がいる。裏通りで車を走らせれば20頭ほどの犬たちが走り回っている」と語っていた。
エリック・フェイガン保安官は19日の記者会見で、ガルシアさんは犬を挑発するようなことは何もしていなかったと強調し、「彼は店に向かって歩いていた時に襲われた。手には何も持っていなかった。犬たちは何の理由もなく、挑発されてもいないのに彼を襲った」と説明していた。