バイデン氏、新型コロナ陰性に 念のため隔離を継続
(CNN) 新型コロナウイルスに感染してホワイトハウスで隔離を続けているバイデン米大統領が、6日の検査で陰性になった。主治医のケビン・オコナー氏が同日の書簡で明らかにした。
オコナー氏によると、バイデン氏の体調は非常に良好。6日朝の抗原検査で陰性になったが、予定通り再度陰性が確認されるまでは厳しい隔離措置を続行する。
バイデン氏は先月21日に陽性反応を示し、米ファイザー製の飲み薬「パクスロビド(日本ではパキロビッドパック)」の5日間服用を経て陰性になったが、30日の検査で再び陽性に転じた。
この間ずっとホワイトハウス内にとどまってきたが、1日にはバルコニーから国民向けに演説し、国際テロ組織アルカイダのアイマン・ザワヒリ容疑者を殺害したと発表した。
週末に公の行事は予定されていない。8日にはジル夫人とともに、ケンタッキー州の洪水被災地を訪れることになっている。
米疾病対策センター(CDC)の指針によると、新型コロナの回復後に症状が再発したり、再び陽性反応を示したりした場合は、改めて5日間以上の隔離が必要とされる。