ロシア、イランで無人機の訓練を開始か 米情報
米当局者らによると、イランは6月に飛行場で、精密誘導ミサイルを搭載できる国産無人機「シャヘド129」と「シャヘド191」を披露したとみられる。サリバン氏は先月、イランがロシアに無人機数百機を売却しようとしているとの見方を示した。
ウクライナ軍はロシア側への攻撃に、トルコ製のドローン「バイラクタル」を使っている。ロシアはこれまで国産の「オルラン10」を偵察や電子戦に使ってきたが、数が不足してイランに助けを求めたとみられる。米当局者らは、ロシアとイランが関係を深めていることにも懸念を示す。
ウクライナは米国に、より強力な軍用ドローン「グレーイーグル」などの提供を求めてきたが、米国はロシアを刺激することを警戒し、慎重姿勢を示している。